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統計データ分析 I-U
1日コース
 統計データ分析T‐Tでは、正規分布とそれに関連した推定、検定を学びました。それから、二値データの二項分布、相関係数に進みました。
 統計データ分析T‐U
では、初めに、「(1) 正規分布のもとでの二標本の平均のt- 検定と検定法の信頼性」を学びます。次に統計学で出てくる重要な確率分布について話します。成功か失敗か等の2値データを扱う2項分布であれば、成功の確率pが決まると、2項分布が決まります。この分布を特徴づけるpを母数といいますが、我々は観測結果(データ)から母数pを推定します。
 母数pの推定等において、確率分布に関する知識が、必要になってきます。対数正規分布、ポアソン分布、指数分布を紹介し、調査・研究の対象である母集団との関係について話します。確率分布を「R」などを使い、実際に分布図を描いてみます。数学の知識としては、パイ π=3.14、e = 2.718…、また対数 log が数回出てきます(簡単な復習を適宜、入れます)。
 回帰分析での多項式の当てはまりの良さと情報量規準による次数の決定、医療・経済データ等でよく出てくるロジスティック回帰分析、質的データのクロス集計の分析として知られている適合度の検定、独立性の検定を学びます。続けて(7),(8)の内容で、時系列データの分析を学びます。統計データ分析の応用の濃い話になります。統計データ分析T‐Uから履修することもできます。
 随時、質問を受けて理解を測りながら、1日を過ごしたいと思います。
 また、学習支援のため、講義のパワーポイントと関連資料をUSBを通して提供しています。当日パソコンを持参しない方はUSBをご持参下さい。
 教室は8時半に開きます。講座は土曜日は10時から18時迄です。日曜日の開講は 9時から17時迄です。
 今年度の担当は杉山高一先生です。この講座の午後 2時間は牛澤賢二先生が担当します。
内容:統計講座 統計講座 統計講座 統計講座 統計講座 統計講座
(1) 正規分布のもとでの二標本の平均の検定と検定法の信頼性.
  等分散が成り立たないときの検定法とt検定.

 例) 倒産企業と非倒産企業の金利負担率に関する検定.
   尿酸量のデータ、テストによる学力の差の検定.
   紳士服地と着尺地の目付と通気性の平均の検定.
(2) 統計学で出てくるいろいろな確率分布の紹介:母集団との関係
 例) ポアソン分布:まれに起こる事象の分布(交通事故)
   対数正規分布:いろいろな検査値のデータ、収入額の分布、寿命分布
  指数分布:大型システムの故障発生、放射性物質の寿命、待ち時間

(3) 回帰分析:多項式の当てはまりの良さ.
 例) 直線回帰モデル、2次曲線回帰モデル、3次曲線回帰モデルの中で、
  何が最もどのモデルが最適か.データによる分析例.AIC.

(4) 自己回帰モデル:時間と共に変わるデータをあつかう自己回帰分析.
  例)非鉄金属卸売物価指数の予測.自己回帰式の次数の決定と分析例.
(5) ロジスティック回帰モデルとデータ分析.
 例)スペースシャトル事故の予測.医療・経済データ等での活用.
(6) 質的データのクロス集計.適合度の検定.独立性の検定.
 例)性別によるコンビニの利用頻度、アンケート調査項目の独立性.予防注
  射の効果を検定する.マルチ回答の検定(カテゴリーごとの一様性検定)

(7) 時系列データについて
 例)時系列データの変化を読む.循環変動−景気循環−.加法モデルと
  乗法モデル等.移動平均法.自己回帰モデルと次数の決め方.
  全世帯実質消費支出データの考察.

(8) 時系列データについて-TCSI分離モデルと自己回帰モデル
 例)時系列データの変化を読む.TSCI分離モデルの考え方・手順.変動
  の合成による原系列の予測等.全国百貨店販売額データの分析例.太陽
  の黒点データによる自己回帰分析例.

(9) 要因分析について
  情報の縮約による指標の作り方 と 要因の見つけ方の簡単な分析例
(10) 統計-その応用分野と未来について
 例) 教育測定、心理学、社会学、言語学、法律学、経済学、経営学、
  生物学、医学、看護学、人類学、環境科学、農学、理学、工学、
  21世紀における統計学(ゲノム、金融工学、ビッグデータ、…)など.

質疑応答
統計講座 統計講座
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